この度、拙著「人事制度の死亡フラグ回避方法」を出版する運びとなりました。
本書は、「組織・企業の人事制度に関する失敗の原因」を死亡フラグに見立て、その回避・解決方法をお伝えすることを目的としています。人事制度における死とは、人事制度があるにもかかわらず、社員が「採用できない」、「定着しない」、「成長しない」という状況に陥っている状態を指します。
人事制度が死に至る死亡フラグを「栄養不足型」「過干渉型」「ネグレクト型」」の3つに分類しています。育児と関連強いワードばかりが並びますが、専門的で難解なものが多い人事関係のワードと比べると耳馴染みのあるもので、イメージしやすいかと思います。
|本出版にいたるまで
私自身のキャリアは、複数の企業の中で人事担当者、マネージャーとして、社内の人的課題解決に注力するという人事担当者としての『前半』と、複数の企業様の人的課題を外から解決する支援を行うコンサルタントとしての『後半』に分けることができると自認しています。
ただ、”人事担当者・マネージャー”というのも、”人事コンサルタント”というのも、自分自身ではなんとなくしっくりこないところがあります。
もし、自分を一言で表すとするならば、”人事マン”というのが何となくしっくりくる感じがあります(字面でみるとかっこわるいですね)。
組織・企業の中では、そこで働く人達の人間模様・人間ドラマがあり、皆それぞれに己が信じるものや守りたいものの為に、必死に生きています。
そこにいる全員ひっくるめて、組織・会社全体がより良い方向に向かえるように、人に関する悩みや困りごとにどう向き合い、どう乗り越えていくかを常に考え行動し続ける人、というニュアンスです。
最短距離で解決に向かうだけでなく、そこに至るまでの一筋縄ではいかない人間らしさのようなものも、好きなのだろうなと思います。
そういった、これまで職業人としての経験の中で感じたこと、考えたことや、自分が大切に思うようなことを書き記した本となっています。
よろしければご一読くださいませ。
出版社 : 日本橋出版
単行本(ソフトカバー)
ISBN-10 : 4434326333
ISBN-13 : 978-4434326332